小学1年生になったらまず用意するもの。
それはずばり、ランドセル!
「ラン活」という言葉もあるほど、いま、ランドセル選びは新1年生とその家族にとっては一つのイベントになっています。
日々是楽日のランドセル特集、はじめます。
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ランドセル、いつまでに準備したらいいの?
2024年4月に新1年生なる場合、2024年3月までに準備しておけばOKです。
ですが、実際はそんなにぎりぎりで買う人は少なく、5月~8月にかけて購入する人が多いようです。
5月にはゴールデンウイーク、8月には夏休みやお盆休みなどがあり、店舗や展示会に行きやすいこと、また、祖父母と一緒に買いに行くのに長期休みはちょうど良いタイミングであることなどが挙げられます。
早期に購入するメリット・デメリット
小学校入学にあたってどんな準備を進めたらいいのか、わからないことも多いと思います。絶対に必要になるランドセルだけでも早めに準備しておくと、安心かもしれませんね。
- 人気のメーカー・カラーなどのランドセルが入手できる。
- オーダーメイドのランドセルが注文できる。
- メーカーによっては、早期購入割引(早割)などの特典がある。
- 各所で展示会などが行われ、実物をみて吟味できるチャンスが多い。
- お子さまの欲しい色やデザインが変わることがある。
- 回りに購入している人が少ないので、購入後の感想や意見はあまり聞けない。
- 長い間自宅でランドセルを保管しておかなければいけない。
ゆっくり購入するメリット・デメリット
どんなにぎりぎりになっても、ランドセルが1つも買えないということは絶対にありません。
お目当てのランドセルは売り切れてしまうかもしれませんが、メーカー・モデル・色にそこまでこだわりがなく、「その時にあるものの中から選ぶ」というスタンスであれば、必ず購入できます。
- 子どもが本当に欲しい色・デザインが決まってくる。
- 実際に購入した人から、意見を聞くことができる。
- その年の人気の色やメーカーなどがわかってくる。
- 展示会や店舗などがすいているので、ゆっくり選ぶことができる。
- オーダーメイドのランドセルの注文は間に合わない。
- 人気のカラー・デザイン・モデルなど、売り切れ商品も出てくる。
- 早期購入割引(早割)などの特典がない場合もある。
- 入学に必要なランドセル以外の他のものの準備に忙しくなるので、慌ただしいスケジュールになる。
ランドセルを選ぶ基準は?
ランドセルを選ぶ基準で一番大切なのは「子どもが気に入るかどうか」に尽きるのではないでしょうか。
慣れ親しんだ幼稚園や保育園を卒園して新しい環境に飛び込む子どもたちが、少しでも新生活を楽しみにできるよう、子どもの気に入ったデザインや色を選んであげることが一番だと思います。
その他、以下4点もチェックして購入を決めることをおすすめします。
- 背負い心地:肩や肩甲骨に当たらないか、痛みはないか、フィットするかなど。
- 重さ:ランドセルに教科書などを入れると思いのほか重くなるので、それを踏まえて重さをチェックする。
- 価格:高ければいいというわけではなく、そのご家庭にあった商品を選ぶのがベスト。
- 保証:ランドセルは6年間使うものなので、6年間無料補修の保障などが付いていると安心。
安いランドセル…いじめに合わないか心配?
「安いランドセルを買ったら、いじめられてしまうのでは?」「有名メーカーのランドセルでないと、仲間外れになる?」「ママ友からも、馬鹿にされたりする?」
こんな心配が脳裏をよぎること、ありますよね。
ランドセルの値段でいじめなんて馬鹿馬鹿しいと思いつつも、やっぱりどこかで不安になることは、誰にでもあることです。
結論から言うと、ランドセルの値段でいじめに合うなどということはありません。
まず子どもたちは、友人のランドセルの値段など気にも留めません。せいぜい、「僕/私のランドセル、○○の色だよ!」程度です。そもそも、大人たちが期待するほど、子どもたちはランドセルに意識が向いていません。教科書を入れる鞄、その程度です。6年間大切に大切にランドセルを扱う子どもはほぼいませんし、どちらかといえばランドセルは雑に扱われることが多いです。
次に、ママ友間での心配ですが、これも杞憂です。ランドセルの値段で相手を評価するような大人はほぼいませんし、そんなことで判断してくるような方がいたら、むしろ距離を置いた方がいいでしょう。
なので、無理をして高いランドセルを買うことはありません。ご家庭の、その時点での状況や、子どもの意向が一番です。
ランドセルの基本情報
ランドセルの価格帯は?平均価格は、いくらぐらい?
ランドセルは1万円台で買えるものから、10万円を超えるものまで様々です。
1~2万円台のランドセル
低価格のランドセルですので、品質をチェックしてください。「安かろう悪かろう」の商品もあれば、有名メーカーが低価格でしっかりしたランドセルを販売していることもあります。また、型落ち商品などもこの価格帯で見つかることがあります。
3~4万円台
品質・デザイン共に標準的なランドセルの値段です。実際の価格はもう少し高額でも、早割や展示会の割引きなどを利用することで、この価格にまで抑えられることもあります。
5~6万円台
この価格帯だと、大手メーカーの上位モデルや工房系メーカーから選ぶことができます。素材も牛革などを使用しており、品質のいいものが多いです。
7~9万円台
高価なランドセルですが、デザイン性や機能性に優れたランドセルを購入することができる値段です。また、この価格くらいから、完全オーダーメイドの世界に一つだけのランドセルを購入することもできます。
10万円以上
この価格帯になると、工房系メーカーのハイグレードモデルや、人気ブランドのモデルなどもあります。友人と同じランドセルになることもかなり少ないでしょう。
男女別ランドセル人気色
女の子用ランドセルで人気なのは「ピンク系」「赤系」「紫系」「水色系」で、ディズニーキプリンセスをイメージするような優しいカラーが人気です。また、少し大人っぽい印象のある「茶色・ショコラ色・ブラウン系」なども一定の人気があるようです。
男の子用ランドセルで例年圧倒的に人気なのは、王道の「黒・ブラック系」と、知的な印象を与える「ブルー・ネイビー系」です。
ランドセルの素材は?
ランドセルの素材で主流なのは、「人工皮革」、天然皮革の「牛革」、農耕用馬の臀部から採れる皮革である「コードバン」」の3つです。
人工皮革 | 安く、軽く、耐水性があり、手入れも簡単。もっとも主流なランドセルの素材。耐久性では本革に劣る。 |
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牛革 | 高価なものが多いが、高級感があり、使っていくうちに体に馴染む。耐水性では、人工皮革に劣る。 |
コードバン | 非常に上部で、耐久性が最も高い。ただし、高価で、重量も重いことが多い。 |
ランドセルの重さは?
素材によって誤差はありますが、一般的なランドセルの重さは1,100~1,300gです。
一番軽いのは、人工皮革で、1,000~1,200g、天然皮革の牛革は人工皮革よりも少し重く、1,200~1,400g、そしてコードバンは一番重く、1,300~1,500gです。
ランドセルの他にも、用意したいもの
ランドセルカバー
ランドセルのダメージを軽減するほか、デザイン性が高いものも多く、ランドセルの見た目に飽きたらカバーを付けてイメージを変えることも出来ます。ランドセル全体を覆うものであれば、雨水等からランドセルを保護することも出来ます。
ランドセルラック・ランドセル収納
リビングの床やソファにランドセルが置きっぱなしになるのが嫌なら、ぜひ用意したいものとして、ランドセルラック・ランドセル収納があります。教科書や文房具を同時に収納できるような多機能なものもあるので、ご検討ください。