入浴剤の効果とは？冷え性さんに使いたい入浴剤とは

入浴剤の効果とは

入浴が体にいいことはよく知られていますが、入浴剤を使うことによってその効果がアップすることをご存知ですか？
入浴剤を使っている人は多いですが、なんとなく選んでる･･･という方が多いように思います。

実は使う入浴剤によっては冷え性を改善する効果が高いものがあるのです。
どうせ入浴して体を温めるなら、より効果が高い方法で行いたいですよね。

そこで、冷え性の方にオススメの入浴剤を3つセレクトしました！
冷え対策としてだけでなく、様々な効果が期待できるので、ぜひ体調に合わせて選んでみましょう。

冷え性さんにおすすめの入浴剤とは

塩系

塩分には体を温める効果があります。

塩に含まれるミネラル成分が、皮膚表面の蛋白質や脂肪と結合して「錯塩」（さくえん）と呼ばれる皮膜を肌の表面に作ります。
この膜が体表面から熱が逃げるのを防いでいるのではないか？というのが有力な説なのですが･･･実は経験則として誰もが経験のあるこの塩系風呂で感じるポカポカについては、明確な理由はまだ分かっていないというのが現状です。

いずれにしても精製塩(塩化ナトリウム)は効果が薄いとされています。
ミネラル成分を含む粗塩や岩塩を選ぶようにしましょう。

一般的なバスタブ（200ℓ）であれば、大体大さじに山盛り1～2杯分が適当です。
皮膚が弱い方は塩の量を少な目にすると安心です。
※多い場合にはヒリヒリ感を感じることがあります。

塩には発汗作用があるため、お肌の代謝を促進します。
保湿効果についてはお砂糖（きび砂糖や黒砂糖）を大さじ1杯ほど追加すると効果的です。
美肌にも効果があります。湯冷めしにくくなるのも嬉しいですね。

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ゲルマ系

ゲルマニウムには無機と有機の二種類がありますが、健康に良いとされているのは有機ゲルマニウムです。
有機ゲルマニウムは、植物などに含まれる微量なゲルマニウムを抽出したものです。

これらの成分には冷え性の改善効果があります。
また頭痛・肩こり・腰痛やむくみ・高血圧など様々な不調に効果があると言われています。

さらに新陳代謝を活発にして短時間で大量に発汗することができるため、脂肪を燃焼するダイエット効果も。

ゲルマニウム温浴はある入浴剤が火付け役となり、空前の大ブームとなりました。

冷え性に悩む人のみならず、疲れやすくて朝スッキリ起きられない人や不眠の人、汗をかきにくく代謝が悪い人にもゲルマニウム系の入浴剤はおすすめです。
これらの症状を家で手軽にセルフケアできることからゲルマニウムの人気はまだまだ続きそうです。

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炭酸系

お湯に入れるとしゅわしゅわと泡を出す炭酸入浴剤。
泡の正体は炭酸ガスなのですが、炭酸ガスには血管を拡張させ、血行を促進するという働きがあるのです。

メカニズムとしては、皮膚から吸収された炭酸は二酸化炭素となり、体は酸素不足だと勘違いします。
末梢までしっかり酸素を届けようと、末梢の血管を開かせ、血流を改善します。
結果、全身の血流が改善され、冷えの解消に繋がると言われています。

また、炭酸ガスの入った入浴剤は疲労を取り、肩こりや腰痛が改善されるという報告もあります。

ただし･･･有名な炭酸入浴剤バ○等では、炭酸の効果を実感しにくいという説も。
それは、炭酸の含有量が少ないこと、お湯に炭酸が溶けにくく、すぐに抜けてしまう点などから効果を発揮できないのだといいます。
ただ、炭酸入浴剤に含まれる「無機塩類」という成分は保温効果が期待できます。

もっと本格的に炭酸風呂の効果を感じたい！と思うのであれば、天然炭酸泉に出向くか、炭酸ガスと似た温浴効果を持つ「重炭酸イオン」の入浴剤の使用をおすすめします。

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お風呂の中でストレッチをしてさらに温め効果をアップ！

冷え性に効果がある入浴剤を使って入浴するだけでも冷えの改善に効果がありますが、お風呂の中で軽くストレッチをすればさらに高い効果を期待できます。

ふくらはぎを伸ばすのは下半身の血流を改善するのに効果的です。
湯船が狭くて足が伸ばせないときは上半身をひねってみましょう。
いつもより体がほぐれ、発汗しやすくなります。

入浴剤の効果・まとめ

いかがでしたでしょうか？

毎日入る入浴。
その時間が体ケアの時間に早変わりさせてくれる入浴剤は、冷え性さんのみならずとも上手に活用したいアイテムの一つです。

ぜひお気に入りの入浴剤を見つけて、快適なお風呂時間を過ごしてみませんか？
毎日の積み重ねは、きっといつか大きな効果となって実感できると思います。