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スマートバンク調査:2024年、3割の家庭が暮らしのゆとり失う(2025年2月情報)

スマートバンク、家計管理サービス「B/43(ビーヨンサン)」の運営企業が、2月7日に総務省が発表した「家計調査(家計収支編)」に照らし合わせ、「2024年の家計状況に関する調査」を行い、結果を公表しました。

調査は、一般世帯として422人の既婚男女、そしてペア口座を利用する世帯として「B/43 ペアカード」を利用する既婚男女182人を対象として行われました。

目次

「2024年の家計状況に関する調査」の結果

2024年 1ヶ月あたりの平均支出額は?

2024年の1ヶ月あたりの平均支出額について質問し、平均額を算出したところ、最も支出が多かった項目は「食品」で、平均45,325円でした。次いで、2位は「公共料金」(36,013円)、3位は「教育」(30,160円)、4位は「ショッピング」(29,772円)、5位は「おでかけ」(27,313円)という結果になりました。

やりたいことのためにお金をかけたいこと・節約したいことは?

「自分や家族のやりたいことのために、より費用をかけたいこと」を尋ねたところ、最も多かった回答は「おでかけ」(32.2%)でした。次いで、2位は「趣味」(27.7%)、3位は「食品」(24.6%)となりました。

一方で、「もっと節約したいこと」を尋ねた結果、最も多かった回答は「公共料金」(27.0%)で、次いで2位は「食品」(25.6%)、3位は「外食」(22.7%)という結果になりました。

2023年と比較した2024の暮らしは?

2023年と比較して2024年の暮らしについてどう感じているかを尋ねたところ、「とてもゆとりが出てきた」と回答した人は9.0%、 「ややゆとりが出てきた」が15.9%、 「変わらない」が45.0%でした。「ゆとりがなくなってきた」と答えた人は30.1%に達し、約3世帯に1世帯が「暮らしにゆとりがなくなってきた」と感じていることが明らかになりました。

2024年、節約を心がけましたか?

また、2024年に節約を心がけたかどうかを尋ねたところ、「とても心がけた」と答えた人は25.4%、 「やや心がけた」との回答が51.9%で、合わせて77.3%の人が節約を意識していたことが分かりました。

2024年 節約できたという実感はありますか?

節約を心がけた一般世帯とペア口座を利用する世帯に対して、節約できた実感について質問したところ、一般世帯では「とてもそう思う」(8.3%)と「ややそう思う」(42.9%)を合わせて51.2%が「節約できた実感がある」と回答しました。一方、「あまりそう思わない」(41.4%)と「全くそう思わない」(7.4%)を合わせると48.8%が「節約できた実感がない」と答えました。

一方、ペア口座を利用する世帯では、「とてもそう思う」(10.4%)と「ややそう思う」(64.3%)を合わせて74.7%が「節約できた実感がある」と回答し、一般世帯と比べてペア口座を利用する世帯の方が節約効果を23.5ポイント高く実感していることが分かりました。

節約できた実感はありますか?

節約を心がけた一般世帯とペア口座を利用する世帯に対して、節約へのストレスを感じていたかを尋ねたところ、ペア口座を利用する世帯では「全くそう思わない」(14.8%)と「あまりそう思わない」(56.5%)を合わせて71.3%が「ストレスを感じていない」と回答しました。

一方、一般世帯では「全くそう思わない」(5.8%)と「あまりそう思わない」(29.8%)を合わせると35.6%が「ストレスを感じていない」と答え、一般世帯と比較してペア口座を利用する世帯の方が「ストレスを感じていなかった」割合が35.7ポイント高いことが分かりました。

2024年 好きなことやものを我慢することが多かったですか?

節約を心がけた一般世帯とペア口座を利用する世帯に対して、好きなことやものへの支出を我慢することが多かったかを尋ねたところ、一般世帯では「とてもそう思う」(17.2%)と「ややそう思う」(49.1%)を合わせて66.3%が「我慢することが多かった」と回答しました。

一方、ペア口座を利用する世帯では、「とてもそう思う」(11.3%)と「ややそう思う」(25.2%)を合わせて36.5%が「我慢することが多かった」と答え、ペア口座を利用する世帯では好きなことやものへの支出を我慢する割合が一般世帯より29.8ポイント低いことが分かりました。

節約できた理由はなんですか?

節約を心がけ、実感している一般世帯とペア口座を利用する世帯に対して、節約できた理由を尋ねたところ、ペア口座を利用する世帯で最も多かった回答は「夫婦・パートナーと協力して節約に取り組めたから」で65.1%でした。次いで、2位は「家計管理ツールやアプリを活用したから」(53.5%)、3位は「収入や支出を見直し、無駄を発見できたから」(37.2%)という結果となりました。

さらに、1位と2位の理由を一般世帯と比較すると、「夫婦・パートナーと協力して節約に取り組めた」と答えた一般世帯は50.9%で、ペア口座を利用する世帯との差は14.2ポイント、「家計管理ツールやアプリを活用した」と回答した一般世帯は12.6%で、40.9ポイントの差が見られました。

「2024年の家計状況に関する調査」の概要

調査名
2024年の家計状況に関する調査

調査期間
2025年1月24日(金)〜2025年1月29日(水)

調査対象
全国の既婚者(422人)、ペア口座「B/43 ペアカード」を利用する既婚者(182人)

調査方法
全国の既婚者(インターネット調査)
ペア口座「B/43 ペアカード」を利用する既婚者
(「B/43 ペアカード」ユーザー向けWEBアンケート)

調査主体
株式会社スマートバンク

留意事項
小数点第二位以下四捨五入

※本アンケートの出典元:(株式会社スマートバンク 家計管理サービス「B/43」》https://b43.jp/)調べ

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