2023年のおせちはどんな内容がいいかな?と考え始めている方も多いのではないでしょうか。
今回は、手作りする場合のお重に詰める時のポイントや、購入したおせちを盛り付ける時におしゃれに見せるコツなどを特集します。
【おせち料理盛り付けのコツ】手づくりする場合
おせち料理を手づくりして、お重に詰めるところから行う場合には、どのような盛り付け方法があるのでしょうか。気をつけた方がいいことなどもご紹介します。
おせち料理をお重に詰めるコツ「段詰め」と「田の字」とは?
おせち料理をお重に詰める時の方法として、失敗が少ないと言われているのが、「段詰め」と「田の字」という詰め方です。
おせち料理の詰め方 1)「段詰め」
お重を横に区切って、1段ごとに1品〜3品くらいのおかずを盛り付ける方法です。
おせち料理の詰め方 2)「田の字」
お重を十字に四つに区切って、その中におかずをそれぞれ盛り付ける方法です。
お重に詰める時には料理の数を奇数にするのが決まり
おせちをお重に詰める時に、それぞれの段に詰める料理は、3、5、7種類などの奇数にするのが決まりのようです。
しかし、バランスが取れない場合や、身内しかおせちを食べないという家庭では、そこまで気にしなくてもよく、例えばエビなど、数が目立ちやすいおかずなどを奇数にするといった工夫があれば良しとされています。
おせち料理を詰める時に気をつけたいこと
おせち料理をお重に詰める時に気をつけたいことをご紹介します。
おせち料理を詰める時の注意点 1)料理は必ず冷ましてから詰める
おせちをお重に詰めるときは、お弁当と同じように衛生上、冷めたものを入れなければなりません。温かいままの食材を詰めると、せっかくの料理が傷んでしまいます。
煮物などは特にしっかり鍋ごと冷ますか、一度お皿に取り分けて冷ますなどして、料理がきちんと冷めたことを確認してから盛り付けましょう。
また、詰めるとき時間がかかる場合や、詰めた後の保存は、暖房のきいた部屋での保存は避け、涼しい場所や、特に傷みやすい食材が含まれる場合には冷蔵庫保存にしましょう。
おせちをつくる季節は冬ですが、室内は暖房で暖かくなっていますので、ご注意ください。
おせち料理を詰める時の注意点 2)汁気はよく切ってから詰める
お重に直接料理を詰める際には、それぞれの料理の汁気をきちんと切って、別の料理の味を変えてしまわないように注意しましょう。
必要であれば、キッチンペーパーなどで汁気を吸いとってから盛り付けることをおすすめします。
全て汁気を切れば良いかというとそうではなく、中には汁気入りのほうが美味しかったり、食べやすかったりするおせち料理もあります。たとえば黒豆や金柑甘煮などです。そのような料理は、あらかじめ別の器に入れて、器ごとお重に入れるなどすると、汁も美味しく味わえます。
おせち料理を詰める時の注意点 3)隣同士の料理の色合いが同じにならないように詰める
おせち料理はお祝いのための料理でもありますので、見た目の華やかさが重要です。
見た目を華やかにするために、料理の並べ方を工夫することで、見栄えをよくすることができます。
例えば、白い色の料理と赤い色などの濃い色合いの料理がある場合、 白と白を隣同士にはしません。紅白の色が交互になるように盛り付けると、美味しそうに見せることがでます。
鮮やかな緑の絹さやなど、色味のあるものをお重全体に散らしても、同じような効果があるので、単調になりがちな煮物には絹さやや人参などがアクセントとして入っていることが多いようです。
お重の段数は5段が正式ですが、最近は3段が人気です
おせちのお重に盛り付ける場合、正式な重箱は、地域によっても異なりますが4段重とされています。
しかし、料理は4段分でも、5段重を使う場合があります。これは、1段目から4段目までにおせち料理を詰め、5段目は年神様から授かった福を詰めるために空けておくというしきたりがあるためです。また、5段目を予備の料理を入れておくための「控えの重」としても使う方法もあります。
最近ではコンパクトな3段重が最も人気があるようです。3段中の盛り付け方法についてはこちらの記事をご覧ください。
【おせち料理盛り付けのコツ】購入したり料理をお皿に盛り付ける場合
手づくりしたり、購入したりしたお重の状態のおせちを、きれいにワンプレートに盛り付けて楽しむこともおすすめです。
お皿に盛り付けるにはどのようなパターンがあるのかをご紹介します。
おせち料理の盛り付け方法1:和風大皿に盛り付け
まずご紹介するのは、和風の大皿に、おせち料理の基本である祝い肴三種の、「黒豆」「田作り」「数の子」や、口取り、酢の物をバランスよく盛り付ける方法です。
えびなどの海の幸を一品入れると、より華やかな見栄えにすることができます。
ポイントとして、黒豆や紅白なますなどの汁気がある料理については、お猪口や豆皿などに入れて大皿に盛り付けるとよいでしょう。
おせち料理の盛り付け方法2:洋風大皿に盛り付け
ローストビーフや、四角い錦卵、栗きんとんのモンブランなどのメニューは、洋風の大皿がよく合います。
洋風大皿に盛り付ける場合、まず中央に黒豆などを入れた器を置き、その周りに紅白かまぼこや伊達巻など、鮮やかな色の料理を並べると、おしゃれに見えます。
小鉢の代わりにガラス製のグラスを使うと、より洋風の雰囲気が出ます。
おせち料理の盛り付け方法3:銘々皿に盛り付け
「銘々皿」とは豆皿など小さな器のことです。銘々皿盛りは、一人分のおせち料理を盛り付ける時におすすめです。
銘々皿なら味や香りが交ざりにくく、汁気の多い料理でも周りの食材の味を変えずに、盛り付けしやすいようです。
銘々皿は、祝い肴の黒豆や田作り、数の子、たたきごぼうなどを盛り付けるのに適しており、料理の数が少なくても見栄えが良く、豪華に見えるというメリットがあります。
参考になるサイト
おせちの盛り付け方について参考になるブログサイトです。
》ギフト通販なども行っているベルーナのグルメサイトです。
【オシャレなおせち料理】盛り付けのコツやポイントは?おせちの基本から盛り付け方法までご紹介!
》「ぐるなび」のお取り寄せサイトです。
おせち料理のおしゃれな盛り付け方。ワンプレート派・お重の意見!
》おせちの詰め方について解説しているブログです。
おせちの盛り付けやあしらいについて
まとめ
このページでは「おせち」の盛り付け方についてご紹介しました。
盛り付けといっても、手づくりする場合のお重に詰める時、そしてお重からお皿に盛り付ける時に、それぞれコツがあります。
また、おせちの販売サイト等に盛り付け方が紹介されている場合もありますので、そちらも参考にしてみてはいかがでしょうか。
2023年はおせちを美しく盛り付けてスタートすると、ますます縁起が良いかもしれませんね。
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