らっきょうの食べ過ぎはガスがお腹に溜まる？食べ過ぎ注意の理由

らっきょうは風味が強い食べ物なので、食べ過ぎによってガスがお腹に溜まったとしても、あまり不思議ではないイメージがあります。

もし本当にらっきょうの食べ過ぎでガスが溜まるのだとしたら、他にどんな影響が体に出るのか知っておきたいですね。

らっきょうを食べ過ぎると腹痛になるのはなぜ？

らっきょうを食べ過ぎるとガスがお腹に溜まるだけでなく、腹痛を引き起こすこともあります。

というのも、らっきょうには硫化アリル（アリシン）という成分が含まれているのですが、この成分は過剰摂取することで胃腸に刺激を与えてしまうんです。

適切な量を摂取しましょう

食べ過ぎではない、適切な量を摂り入れる分には体に悪影響は出ません。むしろお通じが良くなるので、便秘の改善にとても役立ちます。

問題はらっきょうを食べ過ぎることで、硫化アリルをたくさん摂取してしまうことです。硫化アリルによって刺激を胃腸が受けるため、腹痛も同時に引き起こされることがあります。

また、らっきょうは食物繊維も多いため、腸内で分解されると炭酸ガスやメタンガスを発生させてしまうんです。

ガスがお腹に溜まれば苦しくなりますし、おならとなって出てしまい恥ずかしい思いをしてしまうことも。

食物繊維はガスが溜まりやすくなる

らっきょうに限ったことではありませんが、食物繊維の多いものを食べると確かにおならが出やすくなる、と聞きますね。

特に有名なのが「さつまいも」をたくさん食べることでしょう。

らっきょうも硫化アリルが含まれているだけでなく食物繊維も多いため、よりお腹に負担をかけてしまうんです。

なるべくお腹の中にガスを溜めたり腹痛を引き起こさないためにも、らっきょうの食べ過ぎにはくれぐれも注意したいですね。

らっきょうはお通じ改善や胃腸の働きを促すにはかなり効果的ですが、その反面、食べ過ぎるとかえって体に良くないので、しっかりと覚えておきましょう。

らっきょうの食べ過ぎは下痢にも注意！

らっきょうはガスや腹痛を引き起こすだけでなく、食べ過ぎれば下痢をしてしまうこともあります。この下痢を引き起こす原因も硫化アリルによるものです。

硫化アリルが下痢を引き起こす場合も

硫化アリルは過剰摂取すると腸内の善玉菌という、良い菌まで殺してしまうんです。すると腸内環境はどんどん悪くなり、下痢しやすくなってしまいます。

らっきょうはガスが溜まったり腹痛を引き起こすだけでなく、下痢もしやすくなってしまうんですね。

腸内環境を悪化させないためにも、また胃腸に刺激を与えないためにも、らっきょうを食べ過ぎないように気を付けましょう。

らっきょうの効能とは？適切な量を食べれば健康的

らっきょうは食べ過ぎ注意な食品ではありますが、適切な量を食べればとても健康に良いのです。

では続いて、らっきょうを食べることで得られる効能を紹介します。

便秘解消

先ほども少し説明しましたが、らっきょうは食物繊維が多いためお通じを改善してくれます。

便秘にお悩みなのでしたらぜひ、らっきょうを食べて腸内環境を整える効能を得ていくと良いでしょう。

5粒以内であれば食べ過ぎにはならないので、胃腸を傷めたりお腹にガスが溜まることもないでしょう。

がん予防や老化防止

らっきょうが持つビタミンＣには、体内の機能や肌の老化を抑制する「抗酸化作用」があります。

抗酸化作用によって肌の美しさをキープしたり、がんや動脈硬化などの病気を予防してくれます。

いつまでも健康で若々しくいるためにも、ビタミンＣを持つらっきょうを食べることが効果的なんですね。

むくみや高血圧対策

らっきょうはカリウムが豊富に含まれているので、むくみを解消する効能があります。

また、カリウムは高血圧対策にも期待できるので、血圧が気になる場合にも食べると良いでしょう。

塩分が高いものを摂り過ぎてしまったときなどには、らっきょうの効能が効きます。

以上が適切な量を食べることで得られるらっきょうの効能です。

まとめ

らっきょうを食べ過ぎるとお腹にガスが溜まるというのは本当です。

硫化アリルや食物繊維といったらっきょうが持つ成分を過剰に摂取することで、ガスを溜めたり腹痛や下痢を引き起こしてしまうのです。

適切な量のらっきょうを食べれば、お通じ改善や抗酸化作用、むくみ解消など色んな効能が得られます。

らっきょうは食べ過ぎず、適量を食べることで健康になりましょう！

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