株式会社クロス・マーケティングが、全国の20歳～69歳の男女に対して「防犯・セキュリティに関する調査（2024年）」を行いました。
最近、首都圏を中心に闇バイトによる強盗事件が相次いでいることを受けて、今回の調査では「空き巣や強盗などの犯罪被害に対する意識」「防犯対策として実施したいもの／しているもの」「防犯対策として気を付けている／ついやってしまっていること」「空き巣・強盗などの犯罪被害や怖いと思った経験」について質問されています。
「防犯・セキュリティに関する調査（2024年）」結果
空き巣や強盗などの犯罪被害に対する意識
空き巣や強盗などに対する不安について、「他人ごとではなく、自分も被害に遭うかもしれないと不安に思う」という意見が58.3％を占めています。
この「他人ごとではない、自分も不安」と感じているのは、男性が52.2％、女性が64.4％で、女性の方が高いことがわかります。また、年代別に見ると40代から60代では6割を超えています。同様に、住宅タイプ別では戸建てが65.0％、集合住宅が51.2％となり、戸建ての方が犯罪被害への不安が高い傾向が見られます。＜図1＞
防犯対策として実施したいもの・しているもの
住宅タイプ別に見ると、一戸建てでは「センサーライトの設置」が31.3％で最も高く、次に「防犯カメラの設置」が23.6％となっています。一方、集合住宅では「防犯カメラの設置」が1位ですが、その割合は1割台であり、一戸建てと比べると防犯対策への意識は低いことがわかります。＜図2＞
防犯対策として、気をつけている・ついやってしまうこと
気を付けていることとして最も多いのは「大金を家に置かない」で33.4％、次いで「玄関のチャイムが鳴っても玄関を開けない／居留守を使う」が30.4％、そして「在宅時でも玄関や人のいない部屋の窓には必ず鍵をかける」が27.3％となっています。
特に、犯罪被害への不安が高い50代から60代では、全体的にこの傾向が顕著です。＜図3＞
空き巣や強盗などの犯罪被害や怖いと思った経験
「防犯・セキュリティに関する調査（2024年）」概要
調査手法 ：インターネットリサーチ（クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用）
調査地域 ：全国47都道府県
調査対象 ：20～69歳の男女
調査期間 ：2024年11月15日（金）～16日（土）
有効回答数：本調査1,100サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100％にならない場合があります
※本アンケートの出典元：（株式会社クロス・マーケティング》https://www.cross-m.co.jp/）調べ
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