青汁は冷え対策に効果があるってご存知ですか?
妊活に効果的な栄養素が豊富に含まれていることで注目されている青汁ですが、実は冷え対策にも効果があることを知っていますか?
冷え性とは、気温が低いところにいるわけではないのに部分的に冷えを感じる症状のこと。
なんと女性の半分以上、男性の約1割が冷え性だと言われています。
圧倒的に女性に多い冷え性ですが、慢性的に血行不良が続くことで肩こり・肌荒れ・頭痛・腰痛・さらには生理不順までさまざまな不調を招くことがあるので万病の元とまで言われています。
冷え性が原因で血行が悪くなってしまうのですが、これを招く原因の多くは食生活や生活習慣の乱れです。
体質だから仕方がないと思っている方もいますが、実は体質が原因の冷え性の方はごくわずかだと言われています。
生活習慣の乱れや栄養の偏りは血液循環の悪化を招きます。
これにより慢性的に末端の血管は収縮しやすい状態に陥ります。
結果、体が冷えてしまうのです。
日々の食生活で体を温める成分を摂取したり、血行促進効果のある成分を摂ることが冷えの予防改善に効果があり、青汁には血行促進効果のある成分が豊富に含まれているため、冷え対策に効果があると言われるようになりました。
青汁の何が冷えを予防・改善するのか
まず青汁に含まれるビタミンB1・B2は効率よく熱を生み出す役割をし、ビタミンCは毛細血管を丈夫に保ってくれます。
ビタミンEは血行を促進させホルモンバランスを整え、ポリフェノールも血行を促進させ毛細血管を拡張します。
このように、冷え改善に効果的な成分を多く含むため、青汁を飲むことで効率よく冷え対策ができるのです。
冷えを改善することは血管を拡張させ、全身の血流促進することです。
酸素や栄養が体の隅々まで十分に行き渡ることで、細胞は活性化し代謝も亢進しやすくなります。
このようなことから青汁は冷え解消としても注目されるようになりました。
え?!逆効果?青汁が体を冷やすと言われているワケ
冷え解消に効果的な青汁ですが、実は飲み方によっては体を冷やしてしまうこともあるので注意が必要です。
青汁にはカリウムが豊富に含まれており、それが利尿作用をもたらし、排尿により熱が体外へと逃げてしまいます。
また、キャベツやキュウリ、セロリなど東洋医学的に陰性の食べ物を食べることで体が冷えると言われています。
陰性の野菜であるケールや大麦を原料とする青汁は東洋医学観点からは体を冷やす成分がたくさん使われているのです。
しかしそれはあくまで一時的であり、青汁には血液循環を高める栄養素が多く、継続することは全身の血行促進や新陳代謝の亢進に繋がると考えられます。
どうしたらいい?青汁で温活する方法
では、青汁で温活したい場合はどうしたらいいのでしょうか?
青汁に使われている野菜や大麦若葉は東洋医学的に「陰性」だと言われているのは前述した通りです。
陰性にを中和するのは陽性の食品です。
青汁は陽性の食品と一緒に摂取することで、一時的な体の冷えを予防できると考えます。
例えば強い陽性の食品である番茶で青汁を溶いて飲むのも効果的です。
他に生姜を青汁にプラスするのもおすすめ。
生姜に含まれる成分「ジンゲオール」や「ショウガオール」という成分は体をじんわり長時間温めてくれます。
(効果を高めるためには乾燥生姜を使用することをおすすめします)
青汁は50度程度の湯(または番茶)で溶いて飲むようにします。
青汁で冷え対策・まとめ
青汁には健康維持に欠かせない成分が多く含まれています。
上手に取り入れれば冷え解消としても効果的に機能します。
不足しがちな栄養素を一気に補給できるの青汁。
ぜひ日々の生活に取り入れ、冷え知らずの健康体を目指しましょう。