むくみの原因に冷えがある
夕方になると足がむくんで靴がきつくなったりしませんか?
それほど太ってないのに、むくみで太っても見えることもありますよね。
むくまないように毎日マッサージをする人もいますが、毎日ケアするのは本当に大変です。
ところで、むくみの原因は知っていますか?
毎日マッサージしても次の日にはむくんでしまうのはなぜなのでしょうか?
実はそれには冷えが大きく関係しています。
原因がわかれば効率的に対策できるもの。
原因を知り、正しく対策してむくみとサヨナラしましょう!
どうして冷えるとむくむの?
むくみとは、静脈やリンパの流れが滞り、老廃物が管から漏れ出して細胞のすき間に溜まってしまう状態のことをいいます。
人間は体の約60%が水分でできていますが、その水分が皮下組織にたまることをむくみと言うのです。
寝起きに顔やまぶたが腫れていたり、夕方になると足が重くなったと感じたり、靴がきつくなったりするのがむくみのサインです。
老廃物が溜まってしまったり、適切に水分を排出できていない時にむくみは起こるのですが、それには実は冷えが大きく影響しているんです。
体が冷えることで血流が悪くなり、老廃物や水分が体の外に排出されずに体に蓄積されます。
人には冷えを現すツボが存在します。
それは三陰交という場所で、足の内踝から指4本分上にあります。
無意識に足を組んでこの三陰交を温めていたり、押してみた時に痛みを感じるようであれば、体が冷えている可能性があります。
冷えの放置は筋肉を痩せさせ、筋肉を動かさないことでさらに血行不良に繋がります。
また、むくみは放置するとその部分の代謝が低下し、セルライトの原因になります。
セルライトは一度できてしまうと、目立たなくすることはできても消すことは困難です。
むくんでいると感じたら、放置せずに適切なケアをすることをおすすめします。
足が冷えてむくんでる方必見!足のむくみ対策とは
冷えからくるむくみ対策として有効なのは、何と言っても体を温めて血流を良くすること。
手取り早くできて効果があるのは入浴です。
シャワーだけで済まさず、数分でも湯船に浸かると効果があります。
血流が良くなっている状態でマッサージをするとより効果的です。
むくみの根本を解決したいのであれば、冷えを根本から治すことが必要です。
それには運動をして筋肉をつける方法は時間は掛かるものの確実性の高い冷え対策になります。
男性よりも女性がむくみやすいのは、男性よりも筋肉量が少ないことが原因です。
筋肉を動かすことで、その中にある血管は筋肉がポンプのような役割をし、血液が流れやすくなります。
筋肉を動かし、代謝を良くすることも冷え対策としては効果的です。
また、足を動かすことも効果的です。
ウォーキングなど簡単なもので構いませんので、積極的に運動を習慣化することも大切です。
さらに体を冷やさないように夏でも過度な露出を控え、腹巻や靴下で保温することも有効です。
オフィスなどはエアコンが効きすぎていることが多いので、皮膚を直接さらさないようにしましょう。
冷たい飲み物や食べ物も控えるようにしましょう。
果物や夏野菜は体を冷やす陰性の食品です。
食べ過ぎに注意し、食べる時には味噌汁や白湯など温かいものと一緒に食べるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
むくみがあると、体がだるく、動くのが億劫に感じることも。
これこそが冷えや代謝ダウンへの悪循環に繋がります。
むくみを見つけたらまずはマッサージや温めなどを行い、継続的な運動を取り入れて血流改善を意識しましょう。
いつまでも健康できれいな人でいるために、冷えとむくみはセットでサヨナラしたいですね。