自分は右利きなのですが、左利きの方をみると字を書きにくそうにしていることがあります。
国語の授業は右から左へ書くので、今度は右利きの人が右手小指側が真っ黒になってしまいますが、それ以外の授業では逆なので、左利きの人はだいたい左手小指側が真っ黒に。
書類を書く時も書いた文のうえを左手が這っていくということになるので、ボールペンが乾いてないと書いた文が汚れるという事態に。
ペン字の教材も右利き用に作られているので、左利きの人には難しいのではないか?と思いました。
特に右利きさんから見ると、左利きさんが書いたり食べたりしていると、書きにくそう…食べにくそう…と思ったりしますよね。
しかし、左利きさんにとってはこれが日常のことなので、右利きさんがそう思ってるだけのようです。
日本に左利きはどれくらいいるの?
最近は左利きの方を見かける回数が多くなったように思います。
私の父も今は右利きですが昔は左利きだったようで、子供のころ右利きに矯正させられたといっていました。
今は左利きは天才が多いというポジティブな考えもありますが、昔は左利きは恥ずかしいという風潮があったようで、左利きだと右利きに矯正させられました。
そのため、世界大戦前は日本の人口の約6.5%が左利きで、現在は約11%ほどです。
世界的に見ても左利きは10%ほどで、約10人に1人が左利きです。
海外の人のほうが左利きの人が多いイメージを勝手に持ってましたが、割合は日本と変わらないみたいですね。
左利きは字が汚い?きれいな人はいるの?
左利きの人は字が汚い、と悩む人はいるようです。
私の左利きのパートナーは字は決してきれいだとは言えないけれども、読めないくらい字が汚いというほどではないです。
また左利きの人の字は右下がりになったり、なにかしらの特徴がある方が多いように思います。
しかし、右利きでも字がきれいではない方はいますし、左利きが汚いというよりは、全体的に男性は字がきれいじゃない気がします…。
たしかに字の書き順は右利きの人を基準にした順番になっているので、それに倣って書くのは違和感があって大変に感じるかもしれません。
左利きでも字をきれいに書くコツ
例えば漢数字の「一」は右利きなら、左から右に線を引くでしょう。
しかしそれは左利きの人にとっては違和感を感じます。
字の書き順を無視するなら、左利きの人は右から左に線を引いて書くときれいになるでしょう。
同じ要領で左利きが書きやすいように書くときれいに書けるかもしれません。
また家族や親しい友人に手紙を書くことも字をきれいにするひとつの方法です。
大切な人に書く手紙ですから丁寧に書こう!という気持ちになり、字がきれいになります。
左利きの矯正は大人になってからでも可能?
大人になってから左利きを右利きに矯正することは可能です。
しかし長期間を覚悟しないといけないでしょう。
左利きの生活が当たり前になっているのをむりやり右利きにするんですから、日常生活でいろんなところでストレスがかかるでしょう。
右利きを左利きに変えることと同じですから、とても大変です。
たしかに日常生活では右利きの人を想定したものが多くありますが、以前に比べて左利き用のものがたくさんあるように思います。はさみやキッチン用品、手帳などなど。
左利きは無理に矯正しなくても良い
今となっては左利きはとくに珍しくないものになっていますが、一部ではまだ好奇の目にさらされることもあるようで、大人になってから左利きに矯正したいと思う人もいるようです。
しかし、私個人としては矯正は反対です。
左利きはひとつの個性だし、私から見ればちょっとうらやましくも思います。
もし好奇の目でみられるのがいや、という理由で矯正をするならば、それは辞めたほうがいいです。
なぜなら矯正が成功したとしても、また同じ理由で別のことが気になり始めるからです。
その根本的な解決は、好奇の目に勝つこと、ではないでしょうか。
まとめ
左利きは全体的にみると少ないほうですが、ひとつの個性です。
また字が汚いのは右利きだろうが左利きだろうが汚い人は汚いですし、左利きだから特別汚いということでもありません。
どうしても字がきれいになりたいという場合は、左利き用のペン字練習教材もあるので、実践してみるのもいいかもしれませんね♪
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