カニステルってなに?フルーツ?野菜?
カニステルは沖縄や台湾などで栽培されているフルーツの一種なんですが、ここ最近話題になりつつあります。
しかし、本州などではほとんどお目にかかれないため、食べ方や栄養、味ってあまり知られていないんですよね…。
あまり見たことも触れたこともない食べ物は、どうやって食べたらいいのか戸惑いますが、カニステルは生で食べることができて栄養価が高い食べ物なんです。
今回はカニステルの食べ方をはじめ、どんな栄養があるのか、どんな味がするのかを詳しくご紹介します。
カニステルの知識を得て、健康になろう!
カニステルの食べ方は?知って得するカニステルの知識
カニステルは完熟していたら、生のまま食べるのがおすすめです。
カニステルを半分にカットし、種を取り除いたら、スプーンですくって中身の果肉部分を食べるのがスタンダードな食べ方。
よく熟れているカニステルなら、そのままの状態でもちゃんと美味しく、味わって食べることが出来ます。
しかもカニステルは皮ギリギリの果肉まで食べられるので、中身をしっかりスプーンで削って食べると良いでしょう。
生で食べられるので、忙しい朝食にサクッと切って出したり、簡単なおやつとして気軽に食べられますね。
ちなみにカニステルの食べ方は、生のままだけでなく、果肉を取り除いてりんごと一緒にジャムにしたり、果肉をほぐしてヨーグルトに混ぜるのもおすすめ!
カニステルの栄養価は?
カニステルの栄養価は非常に高いです。
では続いて、カニステルに含まれている栄養価とその効果を解説しますね。
β(ベータ)カロチン
βカロチンを摂取すると体内でビタミンAへと変わり、皮膚であったり視力の健康をキープしてくれます。
しかもがん細胞が増殖するのも防いでくれると言われていて、とても健康に良いんです。
ナイアシン
ナイアシンの別名はビタミンB3であり、糖質や脂質やタンパク質の代謝を高めてくれる栄養価。
また、皮膚の粘膜を保護する働きもするため、皮膚炎や口内炎の予防効果が期待できます。
ビタミンC
ビタミンCは風邪予防をはじめ、疲労回復、肌荒れ予防、そして美肌作りなどの効果があり、健康と美容に不可欠な栄養素です。
私も肌荒れしやすい体質なので、普段から積極的にビタミンCは摂取するようにしています。
あなたも肌荒れなどが気になるのでしたら、カニステルを食べて、ビタミンCを摂取していきましょう。
ポリフェノール
カニステルに含まれるポリフェノールは主に、体内の機能や肌の老化を抑制する、抗酸化作用の効果があります。
ポリフェノールには生活習慣病も予防する働きがあるので、とても健康志向な栄養素といえるでしょう。
炭水化物
フルーツでは少し珍しいですが、カニステルには炭水化物が含まれており、食べるとエネルギーをチャージすることが可能です。
運動する前などにカニステルを食べれば、しっかり体にパワーがみなぎります。
カニステルには炭水化物も含まれているので、食べ過ぎると肥満に繋がるため、1日に1個程度を食べるようにすると安心ですね。
カニステルで健康をキープしたい場合は、摂取量に注意してね。
カニステルはどんな味がするの?
カニステルは加熱したさつまいもやカボチャに似た、ホックリねっとりした触感でバニラアイスを思わせるような甘さがあります。
沖縄のフルーツと聞くとサッパリ系やジューシー系なのかと思っていたら、その反対でホクホク、ねっとり系の味をしているんです。
カニステルはフルーツではあるけれど、バニラ系の濃いめの甘さで、しかもさつまいもやカボチャに近いものだったんです。
カニステルって不思議なフルーツなんですね!
熟したカニステルを食べましょう
カニステルはホックリしていてバニラのような甘みがあるので、ヨーグルトに混ぜて食べても美味しいでしょう。
もちろんそのまま生で食べると、カニステルの味をしっかり堪能できます。
ただしカニステルを美味しく食べる場合は、ちゃんと熟れさせていないといけません。
熟成されてないと果肉も硬いため食べづらく、甘みをあまり感じないため、美味しく食べられないのです…。
しっかり熟成させることで、カニステルの美味しさを味わえます。
あなたもカニステルを食べる場合は、なるべく熟して果肉が柔らかめになってから食べると良いでしょう。
まとめ
カニステルは熟れていれば、半分にカットして種を取り除き、そのまま生の状態で食べることが可能。
もしくはジャムの材料にしたり、ヨーグルトに混ぜる、という食べ方をしてもOK!
カニステルはビタミンやポリフェノールなどの栄養価が高いですが、炭水化物も含まれているため、食べ過ぎにはご注意を。
そして、カニステルは加熱してホックリとなったさつまいもやカボチャに似た食感で、少しバニラアイスのような甘さのある味をしています。
フルーツにしてはユニークな味と食感なので、機会があればぜひ熟れさせてから食べましょうね!
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