熱は筋肉から作られる
冷え性で苦しんでいる人は多いものですが、その多くは女性ということをご存知ですか?
冷え性とは、体の中心の体温はそれほど低くないのに手足の先など体の末端の体温が低い状態を言います。
冷え性の原因は主に低血圧と運動不足だと言われていて、特に女性は筋肉量が男性より少ないために運動不足になると体の末端へ血液を送り出す力が弱くなり、冷え性になりやすくなるのです。
また、筋肉はそのものが熱を作り出すので、筋肉が少ないことが直接冷え性にも繋がることになります。
冷え性の改善には筋肉をつけることが最も確実に冷え症を改善できる方法だと言えるのです。
冷え性改善に効果的な運動&ストレッチとは
冷え性の根本を改善するには、定期的に運動をして筋肉を増やすことが効果的です。また、簡単な運動やストレッチでも結構が改善され、冷え性が改善されます。
冷え性に効果的な運動とストレッチをご紹介します。
お風呂ストレッチ
【上半身ストレッチ】
2.同じように反対側もストレッチします。これを交互に4回ずつ行いましょう。
【ペダル漕ぎストレッチ】
2.ペダルを漕ぐように足を伸ばしたり曲げたりします。これを20秒間隔で3セット行いましょう。
3.足をのばす時にはふくらはぎが十分に伸びるようにかかとを押し出すのがポイントです。
階段昇降・ウォーキング
足先・足裏の運動刺激は全身に血液を送るポンプのような役割をしています。
そのため、足を動かすことは全身の血行を改善することに役立ちます。
日頃からよく歩くようにし、階段がある場所では階段を使用するようにしましょう。
特別な運動をせずとも日常生活で血行を改善できるので意識して行うようにしましょう。
爪揉み
爪揉みはどこでもできる冷え改善策です。
手足の爪の根本から爪先に向かって親指と人差し指を使ってギュッと押していくだけ。
簡単ですが、血流の折り返し地点に刺激が入ることで、末端冷えの改善に繋がります。
ただし、薬指は交感神経とつながっており、ここを刺激しすぎると血管が収縮してしまい、逆効果なので薬指は避けて行いましょう。爪揉みなら電車の中でもオフィスでもできるので築いた時に行ってみましょう。
ダイアゴナル(筋トレ)
ダイアゴナルとは、サッカーの長友佑都選手が取り入れていることでも有名な体幹の筋トレのことをいいます。
2.片方の足を後方に伸ばし、伸ばした脚と逆の手を前方にのばす
3.手足が伸びた状態を10秒間キープする
4.左右各2セット繰り返す
ポイントは、後ろに伸ばした足首の角度を90度に保つことと、伸ばした腕の肩の高さは耳の位置で固定することです。
こうすることでより高い効果が得られます。
詳しくは動画でチェックしてみてください↓
2分ヨガ
ヨガのポーズは冷え性に効果があると言われており、ヨガの呼吸法は体を内側から温め、全身の血行促進にもなります。
冷え性に効果があるヨガのポーズとして知られているのが以下の3つです。
1.バッタのポーズ
そのまま30秒ほどキープし、息を吐きながら戻していきます。
2.三角のポーズ
2.息を吐きながら、上体を左に倒します。
3.左手で左足の持てるところを持ち、右手を天井に向けて伸ばし、この姿勢で5呼吸ほど静止します。
冷え性改善のための運動・まとめ
いかがでしたか?
冷え性の改善にストレッチや運動が効果的だということはよく知られていますが、実際どんなことをしたらいいのかがピンとこない場合もあるかと思います。
今回ご紹介した方法はいずれも筋肉を動かし、効率的に熱を生み出すストレッチ法です。
お好きなものをチョイスして、ぜひ毎日の冷え対策に取り入れてほしいと思います。
すぐできる!冷え性改善のための運動&ストレッチ特選5!