離乳食を与え始めるのは、赤ちゃんが生後5~6カ月のころが一般的です。
しかし、どのタイミングで与えたらいいのか悩むママパパも多いのではないでしょうか。
結論からいうと、生後6カ月ではまだおやつを与える必要はありません。
もちろん絶対あげてはいけないということではないので、安心してくださいね。
ここでは、
- 赤ちゃんのおやつのあげ方
- 市販のおやつ
- 手作りのおやつ
を解説します。
生後6ヶ月の赤ちゃんのおやつのあげ方

赤ちゃんが生後6カ月のときは、無理におやつをあげようとしなくても大丈夫です。
生後6カ月というと、離乳食を与え始めたころなのでまだ消化能力が未発達です。
きちんと1日3食、離乳食を食べられる生後9~11カ月くらいのころにおやつを与え始めるのがベストです。
ただし絶対ダメということはないので、あげる場合は下記を参考に少しの量にしておきましょう。
赤ちゃん用せんべいを1枚を与える
おせんべいなど赤ちゃんのくちより大きいものは、小さく砕いて与えてしまうとそのまま飲み込んでしまう可能性もあるため、1枚をそのまま与えましょう。
小さく砕いてあげたほうがいいと思いがちですが、1枚を持たせて与えたほうがいいです。
赤ちゃん用のせんべいは舐めるとやわらかくなるので、うまく咀嚼ができない赤ちゃんでも口に含んでいると溶けていきます。
私の娘もずっと赤ちゃん用せんべいをなめていて、溶けたものを少しずつ飲み込む、というような感じでした。

おせんべいがドロドロになって後片付けが大変でしたが…。
ときどき飲み物を与える
赤ちゃん用せんべいは溶けやすいため、口の中でくっついたりもします。
それによって赤ちゃんが吐き出したり不快な思いをするので、ときどき飲み物を与えるようにしましょう。
大人でもおせんべいを食べると飲み物が欲しくなりますよね。



娘もせんべいを食べるときは、ものすごい勢いで飲み物を飲みます♪
おやつを与えすぎないようにする
現在の赤ちゃん用おやつはカルシウムや鉄分などいろんな栄養素が含まれていますが、おやつはあくまで補食であり、メインの栄養素は離乳食です。
赤ちゃんがよくおやつを食べるからといって、あげすぎないようにしましょう。
また、おやつを食べている間も、赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。
生後6ヶ月の赤ちゃんに最適な市販のおやつ


赤ちゃん用の市販のおやつは生後6カ月~のものがあります。
6カ月ごろはまだ固いものを噛むことはできず、咀嚼力も弱いので、口の中で溶けるようになっているおやつが最適です。
さらに、カルシウム配合など栄補いたい栄養が含まれているもの、塩分が少ないものを選びましょう。
赤ちゃんのおやつで人気なものは「ハイハイン」、しまじろうのボーロなどです。
赤ちゃん用おやつには生後6カ月~と書いてありますがあくまで目安なので、与えるときは十分に注意し、赤ちゃんの成長に合わせたおやつを与えましょう。
生後6ヶ月の赤ちゃんのおやつを手作りするなら


手作りのおやつを与えたいときは、素材のを活かすように作るのがおすすめです。
かぼちゃやさつまいも、きな粉など甘味のある食材を使うことで赤ちゃんも喜びます。
下記のようなこんな簡単なおやつでも十分です。
バナナきな粉
材料
- バナナ 半量
- ヨーグルト 大さじ2杯
- きな粉 適量
作り方
バナナとヨーグルトをミキサーにかけます。
お皿に移してきな粉をまぶす。
ポイント
生後6カ月の赤ちゃんは咀嚼が十分にできないため、咀嚼をしなくても飲み込める状態にしましょう。
またアレルギーが心配なので、一度も食べたことがない食材は必ず少量与えて様子を見るようにしてください。
まとめ
6カ月から食べられる市販のおやつはありますが、まだ離乳食が始まったばかりの赤ちゃんには無理しておやつを上げる必要はありません。
離乳食や母乳を十分与えているならば、おやつを与えなくても大丈夫でしょう。
また、「赤ちゃんがおやつを食べてくれない時」の記事も参考にしてみてください。


大人と一緒におやつの時間を設けて、食べることを楽しんでもらう、もしくはお出かけのときどうしても泣き止ませないときなどで大丈夫です。



赤ちゃんの成長速度にあわせて、タイミングを見ていきましょう。
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