一般的には、赤ちゃんが生後9ヶ月頃になると少しずつ床をはいずったりして、ハイハイに似た行動をし始めるようになるといわれています。
でも我が子が全くハイハイをしないとなると、親御さんとしてはかなり心配になってきますね…。
そこで、赤ちゃんがなぜハイハイしないのか、主に理由として考えられるものと、親御さんは赤ちゃんに対してどうすべきか、効果的な対処法を詳しく紹介するね!
赤ちゃんがハイハイをしない!理由は?
赤ちゃんが生後9ヶ月になったとしても、一切ハイハイを全然しない場合は、以下の理由があります。
ハイハイが出来るスペースがないから
赤ちゃんが暮らしている部屋があまり広くなかったり、または部屋の中にやたらと家具が多いと、ハイハイをしたくても出来る場所がないもの…。
反対に暮らしている部屋が広かったり家具が少ないと、赤ちゃんは比較的に早い月齢であってもハイハイをし始めるというケースがあります。
私の娘も生後9ヶ月頃になった時期に、ハイハイをするようになりました。
ハイハイの練習をなるべくたくさんさせるために、家具を置いてない部屋に移動させて遊ばせたりするのも良いでしょう。
確かにスペースがある広い部屋って、赤ちゃんもハイハイしやすいですもんね。
赤ちゃんがハイハイしないのは、部屋の環境や状態なども大きな理由として考えられます。
ソファーやベッドなどすぐにつかまれる家具が多い
ソファーであったりベッドあるいは棚やテレビ台など、背丈が低めの家具が部屋の中にあると、赤ちゃんはそれにつかまり立ちをし始めるのです。
つかまり立ちが出来るようになると、赤ちゃんはハイハイをなおさらしなくなります。
ハイハイを我が子がしないとお悩みなのでしたら、暮らしている部屋の中で特に赤ちゃんの行動範囲内に背の低い家具があるかどうかもチェックしていきましょう。
歩行器を使っている
実は歩行器を使っている場合も、赤ちゃんがなかなかハイハイをしない理由の1つです。
歩行器は赤ちゃんにとって楽ちんで便利なものなので、歩行器を使えるようになるとハイハイでの移動を覚えない状態のまま、成長してしまうことがあるんですね。
確かに歩行器は赤ちゃんが転ぶ心配もないため、安全性が高いものでもあります。
でも歩行器を使わせることによって、ハイハイを赤ちゃんがしなくなってしまう可能性も十分にあり得るのだということを覚えておきましょう。
赤ちゃんがハイハイしないときの対処法
赤ちゃんがハイハイしないようなら、親御さんは以下の対処法をしていきましょう。
部屋にハイハイ出来るスペースを作る
まずはやっぱり赤ちゃんがハイハイしやすいスペースを部屋に作ってあげること。
家具なども減らして、赤ちゃんがつかまり立ちをして移動することがないように、部屋の環境を整えていってくださいね。
つかまるものもなく、なおかつそれなりにスペースが広いなら、赤ちゃんも少しずつ少しずつ、ゆっくりとハイハイするようになるでしょう。
お手本を赤ちゃんに見せて一緒に競争する
赤ちゃんがハイハイをしないなら、まず親御さんがハイハイのお手本を赤ちゃんに見せてあげましょう。
赤ちゃんを床に座らせたら、その近くを親御さんがハイハイしていきましょうね。
そして赤ちゃんもハイハイを少しずつするようになったら、親御さんも一緒にハイハイをして、競争をして遊んであげるようにしてください。
すると赤ちゃん自身もハイハイの仕方をきちんとマスターしますよ。
お気に入りのおもちゃを離れた場所に置く
どんどん赤ちゃんにハイハイの練習をさせていきたいなら、赤ちゃんから離れた場所にお気に入りのおもちゃを置いてみてください。
そうすれば赤ちゃんはおもちゃを取りに行くために移動するので、ハイハイの練習がスムーズに出来ますよ。
上手くハイハイを無事に出来たのなら、うんと褒めてあげましょう。
だんだんとハイハイすることが楽しかったり、自分にメリットのある行為だと覚えるようになるので、ハイハイが好きになる可能性も出てきます。
離れた場所から赤ちゃんを呼んでハイハイさせる
効果的にハイハイの練習をするには、親御さんが赤ちゃんから離れた場所に行き、そこから呼ぶようにしてください。
赤ちゃんは親御さんの所へ行きたがるので、ハイハイをするようになります。
無事に親御さんのもとへ辿り着けたら、抱っこして褒めてあげると良いでしょう。
これらがハイハイを全くしない赤ちゃんのために、ママやパパがしてあげられる、とても良い対処法なんです。
ハイハイの練習を赤ちゃんにさせていきたいなら、今すぐにでも実行していきましょうね。
まとめ
赤ちゃんがハイハイしないのはスペースがないか、またはつかまり立ち出来るものが近くにあったり、歩行器を使っていたりするためです。
ハイハイし始める時期は多少の個人差があるので、部屋を広くしてあげたり、ハイハイのお手本を見せたり、おもちゃを離れた場所に置いて練習させましょう。
練習していけばハイハイは割とすぐに出来るようになるので、焦らずゆっくりと見守っていきましょう。
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